2006年03月11日

うりずん

うりずん沖縄の県花デイゴの花が咲き始めました。
このデイゴは桜と同じで、葉が全て落ちてから花が咲きます。このデイゴが咲くとうりずん(沖縄の方言=初夏)が到来したと言われています。
またこのデイゴは台風の予測も出来るといわれています。デイゴの花が沢山咲いた年は台風が沢山来るといいます。花が種の保存をする為に多くの花を咲かせ、受粉をするのです。自然の力に驚きを隠せません。またこのデイゴの木は平和の象徴としてもよく引用されます。

昭和19年10月10日。米軍は沖縄本島上陸を前に、航空写真を撮る理由で那覇市を空襲しました。そして、昭和20年4月1日。北谷の浜から上陸した米軍は、日本軍の司令部豪のあった首里を占領し南下を始めたのです。日本軍と共に南部へと逃げた住民が目にしたのがこのデイゴの花だったそうです。焼け野原と化した南部の地に燃える様な色で花を咲かせていたデイゴの花。THE BOOMの『島唄』は実は沖縄戦の歌である事はご存知でしょうか?「デイゴの花が咲き乱れ、風と共に海の向こうから戦がやってきた・・・」そうゆう意味の歌詞なのです。

今はまだパラパラと咲き始めたばかりのデイゴの花。
今年の台風予想はあたるでしょうか?
今月下旬、沖縄は本格的なうりずんの季節をむかえます。


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この記事へのコメント
あ~!コレが歌に聞くデイゴの花でしたか!?

なるほどこんな感じなんですね。思ったよりも力強い感じの花ですね。
これって見た感じ木に咲く花なのかな?これが台風予想にもなるとは‥
沖縄マジックですねぇ。
Posted by kagawa at 2006年03月13日 10:57
こんばんは、Macさん。
鮮やかで綺麗な花ですね。
「島唄」にそんな深い意味があったんですね。
普段、聞いていても詩の意味に思いを寄せたりしないので
あらためて曲を思い返すと、切なさがより強く感じられました。
デイゴの台風予想今年はどうなるのでしょうか?
気になります。
Posted by momo&kaiの母 at 2006年03月14日 00:29
kagawaさんへ>

そうですね!
この花は本当に鮮やかな色で、力強い花ですよ!
燃えるような色は沖縄の気候にマッチしています☆
花は葉が無くなった枝に咲きますよ。
なので桜と同じです。不思議な花です。


momo&kaiの母さんへ>

コチラにもコメントを頂き本当にありがとうございます☆
島唄はTHE BOOMの方が沖縄に来て、戦跡を巡った際に
その想いを唄にしたものだそうです。
今では沖縄を代表する唄になり、また沖縄の島唄を全国に
伝えた歌となりました。
今年はまだ咲き初めなので、また少ししたら台風予測も可能になると
思いますよ^^v
Posted by Mac at 2006年03月14日 10:27
歴史好きの私でございますが、沖縄が好きというからには
『沖縄戦』は必須だと思っております。
このTHE BOOMの「島唄」も一人の女性にもう一度会った時に歌う
ために作ったと言われてますね。
その女性が戦争体験者のおばーちゃんだって聞いた事あります。
Macさんが沖縄戦にも触れていたこと嬉しく思います。
「沖縄戦」は歴史シリーズで絶対やろうと思っているテーマです。
Posted by 琉球侍 at 2006年03月15日 01:28
琉球侍さんへ>

沖縄戦の本はかなり読みましたよ。
私は仕事で戦跡地に行く事が凄く多かったの。
1週間に多いときで3回は行ったかな・・・
やはりこれも何かの縁だと思ってね☆
是非にも戦跡シリーズをお願いします!
Posted by Mac at 2006年03月15日 11:46
 
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